ヌアヌ パリ 展望台





ヌアヌ パリ ステート パークの掲示のある入口を入ると
突き当たりに展望台がある。





この展望台に近ずくにつれ体感温度が下がって来るのが感じられ
日によっては立っているのが困難な程の強風が吹き抜けて行く。





絶壁の上に作られた展望台から三方に広がる景色は
息をのむ程の絶景である。





しかしこのパノラマの場所が昔血を流し合う戦場であったとは
想像しがたい。





著者 ドーティー&フリードマンによると・・カメハメハ大王が船隊と共にハワイ島よりオアフ島ワイキキに上陸しオアフ島の軍隊を徐々にヌアヌ谷に攻め寄せ最後に何処にも逃げ場のないヌアヌ パリの崖縁迄追いつめ 逃げ場を失った多数の軍隊は崖縁から身を投げ 岩に打ちつけられ 命を落としたと記述している。





ここでの闘争が最後でカメハメハ大王はハワイ全島を統一し1795年にハワイ大王国を樹立させた。





又地元の人達の伝説の一つによると 昔死刑囚人をヌアヌ パリの崖縁から投げ落とし 囚人が下から吹き上げられる強風で下に落ちず風の力で鳥の如く舞い戻って来た場合には神のお慈悲とみなし 釈放されたと伝えられている。

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