ウクレレ フェスティバル





7月30日にワイキキにあるカピオラニ公園内 バンド スタンドに於いて36回目のウクレレ フェスティバルが開催された。

この祭典はホノルルでは著名なるハワイのウクレレ指導第一人者 ロイ・サクマが毎年主催している。

朝9時半より午後一時半迄子供達を含めた地元の人達、米本土、日本をはじめとする海外アーティストもゲストとして毎年参加している。





今年は日本からYAMAHAウクレレ教室の生徒達 それに東京の関口ウクレレ スタジオからのグループが参加演奏していた。
公園には地元のウクレレ愛好家、観光客が大勢 シートや折り畳みの
椅子等を持参し 肩を寄せ合う様にゆったりと 軽快なる演奏に
大きな拍手を送っていた。





演奏中に5歳位の男の子がいきなりちょこんと舞台に上がったかと思うと観衆の前でウクレレのリズムに合わせて踊り出し その姿があどけなく 観客を大いに喜ばせるというハプニングもあった。

公園内にはウクレレの展示、ウクレレが当たるくじ引き等があり公園全体が 賑やかに盛り上がっていた。ウクレレの歴史を少々紹介すると・・
ウクレレはポルトガル生まれ 1878年ポルトガル移民のJ.A.ゴンザレスがウクレレの原型となった4弦プラガを初めてハワイに紹介したと言われている。





その後ゴンザレスと同じ船でハワイに渡って来た家具職人で弦楽器制作者がハワイ産第一号のウクレレを製造しカラカウア王の宮廷に献上した。

王はこの新しい楽器に非常に興味を示し、ハワイ中の島に
ロイヤル・オーケストラを作りウクレレを中心とした音楽を演奏する様に
命じたと言われている。




後にウクレレはハワイアン ミュージックのメロディーと良く合った為 ハワイアンの間に広まり ウクレレとハワイは切っても切れない縁となった。

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