フォスター植物園





ホノルルの街中に近いヌウアヌ通りとビニアード通りの角にフォスター植物園がある。この植物園は歴史的名所として国に指定登録されている。














フォスター植物園の始まりはカメハメハ三世の王妃クイーン カラマが若い
ドイツ人の医師、ウイリアム・ヒレブラントに現在の植物園の一部に当たる土地を貸した1853年にさかのぼる。





ヒレブラントはハワイに約20年間住んだ後ドイツに帰国する際 地所をトーマスとマリー・フォスター夫妻に売却し その後夫妻によって庭園の拡張、整備が続けられた。1931年にフォスター夫人の死去後6、700坪の地所は公園としてホノルル市群政府に移譲され「フォスター植物園」として開園した。





その後市による土地の購入や個人からの寄贈により1957年から1989年の間にフォスター植物園は16、500坪を越すまで拡張された。








この植物園に毎年75、000人が訪れ特に現在は都会の喧騒の中静かな憩いの場として市民に人気がある。




敷地内には椰子類、しだ類、先史植物、有毒植物、又世界の珍しい植物が育てられ 中には「へー」と感心する様な木があちこちに見られ 花の時期、実の成る季節等 木の状態が異なるので植物が好きな人達には何時行っても楽しめる。





又園内にある大仏は小型ながら鎌倉の大仏の複製で1968年に「ハワイ日本人移民百年祭」の記念に神奈川県知事から贈られたものである。

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