ハワイ 天台宗別院

ハワイの仏教は昔移民の人達が先祖代々の宗派や信仰を守り
自分達で寺を建て日本から僧侶を招いて教団を形成し発展させた。

天台宗はかつて貴族仏教といわれた歴史的事情もあって
ハワイなどに移民する檀家は殆ど無かったが太平洋戦争後、
海外開教に乗り出し、パリ ハイウエイに近い現在地(23 Jack Lane)
にハワイ別院を1973年に開設した。

その当時はすでに日本からの移民と共に渡ってきた
浄土宗、浄土真宗(本願寺)、曹洞宗、日蓮宗、真言宗などの諸宗派は
開教80年、90年の歴史を持ち各々独自の信仰を広めていた。



天台宗の建物は旧キャッスル家所有の物件で、本堂は図書室だった所とか・・
天井から柱までハワイで採れる高価なるコア木材が使われていて
どっしりとした落ち着いた内装である。

そして寺院の雰囲気を出す為、建物の正面に大屋根式の破風様式を
取り入れ屋上には相輪をつけた小塔を乗せた。

本尊は日光の輪王寺から寄贈された薬師如来像
(明治維新までは東照宮におまつりしてあったものである)、
大不動明王像や地蔵曽像などが遷座している。



本堂では毎月第一日曜日に薬師護摩法要が行われている事を知り行ってみた。
この法要には日系のお年寄りに混じって少人数ながら若い人たちの姿も見られ、
ハワイに於いて仏教の信仰心が子孫に確実に
受け継がれている現状に改めて感銘を受けた。


HOME Mangoのオアフ便り Mangoの目次