クアロア 牧場
国道83号線を北に向かって行くと左手にクアロア牧場のサインが見え、
広い駐車場と茶色のカントリー調のビジターセンターが見える。
センター内は左手が土産物売り場、右手にはカフェテリアがあり
観光客が旅の記念にとお土産を選んでいる。
入場料は無料で園内にはミニ動物園もあり
高台迄登って行くと眼下に壮大なパノラマ景色が広がっている。
クアロア牧場は総面積4千エーカー(敷地面積500万坪)を所有し、
古代ハワイアンの時代には秘境とされ、若き酋長の修業の場として
立ち入りが禁止されていた。
1800年代にボストンから来たジャット博士がカメハメハ王三世の下で
牧師として仕え1850年にこのクアロアの土地を購入した。
1863年にはオアフ島で最初のシュガーミルを建て砂糖きび畑を営んだ。
1871年に砂糖きび畑を閉鎖して後に牧場として営業し、
現在では牧場、農業、水産業の他に乗馬、4輪バギー、射撃、
ジープやバスでのツアー等のアクティビティ(有料)を加えて観光客及び
地元の人達にも親しまれている。
又ハリウッド映画やテレビの撮影所としてアメリカ本土でも広く知られている。
映画村バス ツアーでは大型バスに乗り込んでカアアバ谷にある
ジュラシック・パーク、ゴジラの撮影場所、第二次世界大戦時の
防空壕の一つを利用して作られた映画ロケ地の写真を紹介する
ミュージアム等を巡り約一時間のツアーである。
ガラスの入っていない窓から吹き込むフレッシュな風を浴びながら
でこぼこ道を走りハワイの大自然とコオラウ山脈の雄大なる景観に
ワイキキとは又違ったハワイを楽しむ事が出来る。
因みに牧場を訪れる人の半数以上は観光客で日本からの
お客も多いので多くのスタッフが日本語を話すとの事である。