エマ女王 夏の離宮
ワイキキより車で北東に約15分、ヌアヌの山側にエマ女王の博物館がある。
キング カメハメハ4世の妻であったエマ王妃は1800年中頃に
暑さと埃のホノルルでの厳格な宮廷生活から逃れる別荘として
王妃とその家族によって使用されていた。
建物はハワイ諸島では残り少ないギリシャ風リバイバル様式で
当時流行した東部建築様式とハワイ建築様式が
融和された独特の建築である。
別荘の内装(写真撮影は禁じられている)は
英国文化を意識したビクトリア王朝風で
ハワイでは最上級木材であるコア材を使った工芸品、
調度品や家具類が展示されており、
客間、中央広間、特にイギリス王室の
エジンバラ公を接待するために作られた
豪華絢爛なエジンバラの間は一見の価値がある。
尚、日本語ガイドがスタンドバイしている日があるので
問い合わせて下さいとの事であった。