アロハ・フェスティバル







ハワイ州で最大なお祭り「アロハ・フェスティバル」は
1947年秋にアロハ・ウィーク」として始まり、お祭りの拡大を反映し
1991年になってアロハ・フェスティバルと改名された。







本年で59回目を迎え 今年は ハワイ精神、霊魂・・ハワイの文化、
遺産、草木、動物そして海亀(先祖伝来ハワイの家族の守護霊)に
対する敬意を表すると言うテーマでこのお祭りは
9月から10月に掛けてハワイの6つの島々でパレード、
イベント等が多く催されている。








9月17日にはメイン イベント
「アロハ・フェスティバル・フローラル・パレード」が催され
各島からハワイ王朝華やかなりし頃を偲ばせる艶やかな装束の王や
王妃達、そしてフラ、マーチング バンド、生花で飾られた
豪華な山車等が繰り広げられた。








尚、「ハワイ・アイ」と言う現地情報誌 9月号に興味深い記事がのっていたのでここに引用 記載する。

パウ(乗馬の時に着用する)スカート
パレード参加者達の華やかな存在で各島が代表するクイーンやプリンセスが着用するパウ スカート。このスカートの部分は縫製されていない一枚の布地。身に着ける方法は 腰のベルトに相当する太い紐を結び 着付け役が約11メートルもある布地を紐の間にたくし入れていく。

その時布地の中に入れて止めに用いられるのが ハワイ諸島を象徴する樹木のククイ・ナッツである。前後に2個ずつサイドに1個ずつククイ・ナッツが紐の間から布地を吊り下げる様な格好になってパウ スカートは形作られていく。

一度身につけたら身動きも取れないので パレードの前日12時間前から飲み物も食べ物も一切絶って 当日に備えるのだそうだ。

ちなみにこの乗馬用のパウはもともと18世紀のハワイの女性達が乗馬で外出する際に、おしゃれ着が舞い上がるほこりで汚れない様にスカートカバーとして用いたものだそうだ。


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